最強のチームを創る!クラブイベントのオーガナイザーの役割と責任。

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助田です。こんにちは。

ここ最近、「最強のチームを創りたい!(あえてこの漢字を使いますが。)」という人のお話を立て続けに伺いました。

最強のチーム。いいですね。

でも、何のために?があんまりはっきりしていない人が大半でした。僕もチーム組成が好きで、某・小沢氏ばりにイケている人を集めてはチームを組み、勢い萎んで解散し、を繰り返したことがありました。

結局、目的がはっきりしていなかったんですね。目の前のとんでもない魅力的な人たちの中で「なんか面白いことができるんじゃないか!」と、闇雲に走りがちなのは、今も昔もあんまり変わっていない僕の課題点ですが、まず、そのなんかを決めなきゃダメなんですね。

ただ、最近はそんな反省も大きく活かし、チーム組成、コミュニティ組成の際には、ざっくりとした目的を持たせた上で、「対内的にいかに活動を継続させる。」か、「対外的にいかにバリューをアップさせる。」か。という点において僕が考えられるポジションを取りつつ、必要な機能を役割をメンバーにとシェアする方法論を取っています。

遊びと仕事は別、という悪魔のささやきにより、自分らしさを発揮できていなかった過去を捨て去り、最近は自分らしさを仕事に活かすべく、僕がイベントオーガナイザーをしていたころのチーム組成の仕組みを堂々活かしていますので、そちらをちょっと公開します。

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クラブイベントのオーガナイザーって?

聞き慣れない方も多いと思いますが、日本語に訳すと「イベント主催者」です。「責任者出せ!」で出て行く人です。

イベント主催者であるオーガナイザーには360度の責任が降り掛かります。

主な収入

クラブイベントの収支は顧客を呼んで、会場(箱)を貸切、出演者を集めてイベントを行う。つまり、顧客が実際に箱に来て、キャッシャー(受付)で現金を払った時点で収入があがります。今は事前決済とかあるのかもですが、所詮、遊びの世界。行くも行かぬもその場のノリが大きく左右します。

もっと言うと、当日顧客が来なければ全ての支出の責任を負うことになる末恐ろしい環境です。

主な支出

・出演者への支払い。
・箱への支払い(金額はキックバックなのか、箱貸しなのかにもよりけり。)
・フライヤー、Webなどかかる広告費。

例えばイベント当日にとんでもない台風が来て、それこそ一歩も外に出れない状態であれば、箱側も出演者側も考慮してくれる部分はあるかと思いますが、大寒波ですげー寒くて、東京では珍しく降雪してとか、ふいをついた地味な天候とか、全く読めません。運としか言いようがない過酷な環境下にさらされます。

顧客からの不埒な要望

・DJとかイケてたりして面白いイベントなんでしょ?
・かわいいこ、イケメンとかいっぱい人がくるんでしょ?
・ディスカウントしてよ。で、ドリンクは何杯つくの?

出演者からの不埒な要望

・で、お客何人くんのよ?少なくね?
・おれのDJの順番もうちょっといい時間にしてくんない?
・おれの彼女のきゃりーちゃん、ゲスト(無料)で入れといてよ。友達もね。

箱側からの不埒な要望

・で、お客はちゃんと来るんだろうな?
・当日イベント終了したら現金回収するからな。びた一文まけねえからな。
・おいおいあの出演者いけてねーな。あんな奴アサインすんじゃねーよ。

と、まあネガティブに捉えると、四方八方塞がっているわけですね。逆を返せば、ポジティブも四方八方から頂く訳で、ハイリスクハイリターンの役割なんでしょうね。

オーガナイザーの役割は、まさに裏方の美学。

なんかこれ、すごい長くなりそうなんで、この節で一旦終わって、分割して記事にしようと思いました。

前節ではオーガナイザーっていろんな責任を追ってるんで、大変さも楽しさも盛りだくさんだよ、っってお話でしたが、集客がある前提でオーガナイザーのもつ役割はこんな感じ。

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主にパフォーマンスする人たち(出演者)をまとめて、イベント当日くる顧客にVALUE(価値)を伝えるのが使命。宿命。そういう意味では、上記VALUE軸にあるのは手段であって、「感動」だったり、「Cool!」であったり、「Amazing!」という感情的なものがVALUEになりそうですね。

オーガナイザーは出演者が最大限のパフォーマンスを出せるような環境を整えます。モチベーションもあげまくります。終わった後も褒めまくります。まさに裏方の美学です(´ー`)y-~~

ポイントは出演者とチームを組むこと、そして箱側ともチームになること。なれ合いはよくないけど、そのチームがもたらす価値を広げていくこと。これがオーガナイザーの仕事の価値だと思っています。逆に対峙すると、前節の通り、四面楚歌を食らいます。

出演者と一緒に顧客のバリューを考え、出演者のモチベーションを最大限にあげて、箱含めたステークホルダーにコミット以上の価値を提供する。(裏方で)

なんだか、Webソリューション系スタートアップ企業のビジョンみたいですが、まさにこんな感じ。

そしてイベント終了で帰宅後、顧客も出演者も箱も満足げになっている顔を思い出し、眠る前に目を閉じてオーガナイザーははじめてそのオーガズムに浸れます。

言い出しっぺでありながら、最大の余韻は最後に一人で楽しむ。それがオーガナイザーの楽しみ方なのです。

そんな献身的なリーダーでもある、オーガナイザーの役割を理解しておくと、最強のチーム創りの参考になりますよ!

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大半は助田の飲み代になると思いますが、「面白かったよ!」、「頑張ってね!」という方がいれば僕もより頑張れますので、1口500yenからなので、よかったらぜひ(´ー`)y-~~

投稿者プロフィール

助田 正樹
株式会社イノセンティブ 取締役 :一般社団法人 日本ディレクション協会 理事
東京都品川区出身の1976年7月生まれ。桜美林大学経済学部を卒業後、ソニー株式会社にて、シックスシグマというマネジメントツールのR&D、広報などクリエイティブ業務に従事。2005年からインターネットベンチャーでWebディレクターとして数社経験。その後「LINKAGE」という商号でフリーランスとしてWebディレクション業務で活動。コーポレート、リクルート、モバイル、デジタルサイネージ、リアル連動など様々なWebサイト、システムの構築、新規事業プロジェクト企画、立ち上げを経験。(参照:実績)2012年6月に株式会社イノセンティブ取締役に就任。GARAGE AKIHABARAを立ち上げる。日本ディレクション協会ファウンダー。メンタルマネージャー資格保有。